先生に聞きました

「先生ってどんなこと考えているんだろう。」
「なんで先生になろうと思ったの?」

足を運ぶたびに思いは募るばかり…
元気いっぱいの子どもたちと日々を駆け抜ける先生たちをつかまえて、気になるお話を聞かせてもらいました。

そう、やっぱり、
聞いてみなくちゃわからない!!
全4回、どうぞお楽しみください。

 目次
\Interviews with Kanayama Kindergarten Teachers/\Interviews with Kanayama Kindergarten Teachers/

第2回 | 小河優馬先生

僕のやりがい、僕にできること

かなやま幼稚園はどんな園ですか?

僕は、他の園で3年勤務した後、縁あってこちらで働くことになりました。
今年で2年目で、去年担任を務めた年中さんのクラスを、年長さんとなった今年も引き続き担当しています。
「かなやま幼稚園」の最初の印象は、子どもたちがのびのびと、楽しみながらいろいろな活動に取り組んでいるというイメージで、今もその印象は変わっていません。
笑顔いっぱいにすくすく成長していく子どもたちを見守ることができる環境で働くことができ幸せです。新人の挑戦を、園長先生や先輩方が後押ししてくださるので、僕自身ものびのびと働かせていただいているという実感があります。

どんなことにやりがいや魅力を感じますか?

子どもたちは一年で驚くほど成長します。身長ひとつとっても、何センチも伸びていたりして、いつも驚かされます。
できることも毎日増えていきますし、心身ともに大きく成長していく過程をそばで見守ることができるこの仕事が大好きです。
それから、子どもたちにサッカーを教えているのですが、それをきっかけに課外の教室に通う子が増えたり、保護者の方から「先生のおかげでサッカーが大好きになったんですよ」と言っていただいたこともありました。
自分の働きかけで、目に見えて子どもたちが伸びていって、好きなことが増えて、がんばってくれているというのは、うれしいですね。

保育のなかで得意だと感じていることは?

子どもたちと一緒に遊び、気持ちを盛り上げるのが得意です。長年習っていた空手を教えることもできますし、ギターが好きで、歌の時間にギターを弾いたり、歌を作ったりすることもあります。自分の特技を使って、子どもたちに楽しんでもらえればと思っています。
休日はサーフィンをしたり、家具を作ったり、スキーや登山に出かけたり…とたくさんの趣味を楽しんでいます。
大人が楽しむ姿から、人生の喜びみたいなものも教えられたらと思い、子どもたちにもよく話をしています。
休日でも「これはあの遊びに生かせそうだ」などと思いつくことも多くて、趣味も仕事に生きていると感じています。

普段から気を付けていることは?

子どもたちを盛り上げるばかりではいけないので、「静」と「動」を意識して、メリハリを大事にしています。
それから、「かなやま幼稚園」で担任を持っている男性スタッフは僕だけです。
園長先生とバスの先生、非常勤の体育の先生もいらっしゃいますが、子どもたちと密に接する機会が多い立場なので、動きや声などで、子どもたちから怖いと思われないように気を付けています。
なかには“男の先生”は不安だと思われる保護者の方もいらっしゃると思いますが、お父さん以外に大人の男性と接する機会があるのは、子どもたちにとってはいいことだと思うので、保護者のみなさんにも信頼して任せていただけるよう努めています。

初年度から担任を任されることについて、どう考えていますか?

以前勤めていた園でも初年度から担任を任されました。新人でも担任を持つことで、自分のクラスへの責任感と愛情をより深く持つことができますし、見えてくることも多いので、自分からすすんで取り組むことも多かったように思います。
先輩方が僕を見守ってくださっていたように、いつか自分が新人を見守る立場になった時、初心に帰ったり、違う視点で見たりして、さらに勉強になることもあるのではないかと思います。
新人の先生はもちろん、ベテランの先生にとっても幅が広がることにつながるので、園のためにも、先生のためにもいいことだと思います。僕もそのおかげで成長してこれました。

これから先生を目指す方へメッセージをお願いします

僕という“男の先生”が仲間入りしたことで、園の雰囲気もまた変わったんじゃないかなと思っています。
幼稚園としても新しいチャレンジをどんどん取り入れているし、先生たちのチャレンジする気持ちも後押ししてくれる環境です。
僕も物怖じせず、どんどん自分から前に出て、子どもたちのため園のためにがんばっているので、同じようにどんどん前に出て意欲的に取り組める人と一緒に子どもたちの成長を見守っていきたいと思っています。
初めての仕事、初めての職場は、緊張する場面も多く、思うようにいかないこともあるかもしれませんが、スタッフみんなで支え合って乗り越えていくのが、「かなやま幼稚園」です。ぜひ一緒に働きましょう!